その他の病気
めまい
めまいには、耳の病気によるめまい、脳の病気によるめまい、それ以外が原因のめまいがあります。原因がわかっているめまいのうち、60~70%は内耳が原因だと言われています。
当院で可能な検査方法
赤外線カメラでの眼振検査
耳(三半規管)が原因となる場合、暗いところでの目の動きに特徴があります。暗いところだと特にはっきりと現れるため、当院では目の動きがわかる赤外線カメラを導入しています。
さらに、めまいが起こる状況などを細かく聞くことで診断します。
めまいやふらつきは、一度の診察では正確な診断ができないことが多いですが、めまいを感じたら、早めに受診していただくことで、原因を特定しやすくなります。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に呼吸が止まることはありませんか?ご家族のいびきが気になりませんか?
もしかしたらそれは睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
当院で可能な検査方法
簡易検査
ご自宅で検査機器を装着し、一晩過ごしていただきます。
指先センサーと呼吸センサーをつけて、血液中の酸素と呼吸の状態を測定します。
ご自宅へは、郵送、または業者がお届けいたします。
治療方法
- 生活習慣の改善(ダイエットなど)
- CPAP(シーパップ)療法
- マウスピース:歯科、口腔外科へご紹介
- 手術:手術が必要な場合には総合病院へご紹介
症状の程度や原因に合わせて、精密検査が必要な場合にはPSG検査可能な病院へのご紹介を、治療が必要な場合には最適な治療を選択します。
参考サイト
アレルギー
当院では、アレルギーの検査・治療を行っています。
花粉症といえば、スギ花粉ですが、他にもいろいろな花粉が原因となります。
また、花粉以外にもダニやペットなどが原因となることもあります。
アレルギーの時期や症状、生活スタイルに合わせて、最適なお薬を処方しますので、お気軽にご相談ください。
当院で処方可能なアレルギーのお薬
- 内服薬
- 点鼻薬(鼻スプレー)
- 点眼薬(目薬)
花粉症の初期療法
花粉症の薬を予防的に服用すると、シーズン中の症状を軽くする効果があります。
花粉症の方は、本格飛散する前からあらかじめ準備しておくことをおすすめいたします。
症状が出るまで待たず、1~2月の間にお気軽にご相談ください。
当院で可能なアレルギー検査
2歳から調べられる8種類のアレルギー検査
スギ、ブタクサ、ヨモギ、カモガヤ、ネコ、イヌ、ゴキブリ、ヤケヒョウダニ
【採血できる方】13種類までのアレルギー検査 または 30種類以上の項目を一度に測定
2024年スギ花粉飛散予測
飛散開始時期
2024年のスギ花粉飛散開始時期は2月上旬と、例年並みか例年より早くなる見込みです。
スギ花粉は、わずかな量が飛散開始時期より前に飛び始めるため、花粉症の方は、1月のうちから対策を始めるとよいでしょう。
飛散量
今年の飛散量は、大量飛散だった前シーズン(2023年)と比べるとやや少ない見通しですが、例年(過去10年の平均)に比べると、やや多い飛散量と予測されています。
花粉症は花粉飛散量がある一定のレベルまで上昇すると発症します。万全な対策を行って花粉シーズンをお過ごしください。
舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)
アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを少しずつ体内に取り込むことで、スギ花粉、ダニのアレルギー反応を弱めていく減感作という治療法です。
治療方法
舌下免疫療法とは、数滴のエキスを、下の前歯と舌の間に置き、服用する方法です。
数年間毎日続ける必要はありますが、ご自宅で、自分で行えます。
詳細についてはご来院のうえ、ご相談ください。
開始時期について
スギ花粉症
花粉が飛散していない、毎年6月1日~11月下旬頃に開始します。
ダニアレルギー
一年中、いつからでも開始できます。
参考サイト
頸部腫瘤・頸部リンパ節腫大
当院では首のしこりが気になる方で検査が必要な方に、超音波検査(頸部エコー検査)をいたします。
超音波検査(エコー検査)は妊婦健診にも使われる、レントゲン被ばくのない安全な検査です。
首のしこりにはリンパ節、唾液腺、甲状腺、皮下などから様々な臓器由来のものがあります。一時的な炎症によるものなのか、良性で放置でよいものなのか、悪性が疑われ大きな病院で検査を受けたほうが良いのかを的確に判断し説明します。